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マネーを生み出す怪物 連邦準備制度という壮大な詐欺システム G・エドワード・グリフィン p224 この世界最初の中央銀行の公的な行動に、その後に続く中央銀行の特徴である壮大な欺瞞を見て取ることができる。銀行は融資をするふりをしたが、実は政府が使うマネーを「製造」したのだった。政府自身がそのようなことをすれば、そのマネーが不換紙幣であることはすぐに見破られるから、戦費を支払おうとしても額面道理の価値では受け取ってもらえないだろう。だが銀行システムを通じてマネーを創出すると、一般市民にはプロセスが見えない、あらたに創出された紙幣は金貨の裏付けがあるそれまでの紙幣と見分けがつかず、一般市民はだまされる。 p253 ところで、そもそもFRBが生まれた理由の一つは、議会が税を徴収していると市民に悟られずに財政資金を手に入れるためだった。 |